2022年11月

自動火災報知・防災設備
令8区画の構造・解説

令8区画とは 敷地内に2棟以上の防火対象物がある場合、棟単位で消防設備の設置基準が適用されるのが消防法の基本原則である。1棟の建物に対し複数の用途があれば、複合用途防火対象物として扱われ、防災設備の基準が変わり、それぞれ […]

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自動火災報知・防災設備
消火器の種類と設置基準

消火器とは 消火器とは、火災の初期段階において、手が付けられないほどまで燃え広がる以前の消火(初期消火)に使用されるハンディタイプの消火設備である。 水や強化液を主体とした消火剤をボンベ内圧によって放射し、火炎に直接吹き […]

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自動火災報知・防災設備
誘導灯の設置基準と計画

誘導灯とは 誘導灯は、避難口と呼ばれる「直接屋外に避難できる扉」や、避難口に通じる通路に設置する、標識を内蔵した箱型照明器具である。 建物から避難できる方向を示したピクトグラム、ピクトグラムを照らす照明器具、停電時でも点 […]

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自動火災報知・防災設備
蓄電池設備の設置基準と容量計算

蓄電池設備の概要 蓄電池設備は、静止形電源設備という名称でも呼ばれる、直流電源装置である。「防災用蓄電池」とも呼ばれている。 電気設備分野で用いられる蓄電池設備は、主に「非常用照明の電源用」「受変電設備の制御電源」であり […]

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自動火災報知・防災設備
非常コンセントの設置基準・容量

非常コンセント設備とは 非常コンセントは、防火対象物に火災が発生した際、消火活動を行う消防隊が有効に活動できるように、専用として使うコンセントである。消防法によって、その仕様が定められている。 消火活動が困難となる「超高 […]

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自動火災報知・防災設備
非常照明・非常用照明の設置基準と計画

非常用照明とは 非常用照明は、避難するための通路や居室に対して、一定の照度を確保するための防災設備である。非常用照明には内部に電池が収納されており、電源供給が断たれた際であっても、自動的に内部電池から給電されるよう作られ […]

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自動火災報知・防災設備
非常用発電機の設置基準

非常用発電機の概要 電気設備が常に正常稼動するためには、品質の良い電源供給が不可欠である。日本国内の電力事情は非常に良好で、不測の停電の発生は少なく、雷撃や地震など自然現象による停電の場合はあっても、長期に渡る停電が発生 […]

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自動火災報知・防災設備
防火対象物の用途区分と収容人員

防火対象物とは 防火対象物は消防法により「防火対象物とは、山林又は舟車、船きよ若しくはふ頭に繋留された船舶、建築物その他の工作物若しくはこれらに属する物をいう。」と定められている。 消防法の目的は「火災を予防し、警戒し及 […]

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受変電設備の基礎知識
避雷器の原理・接地

避雷器(LA)・アレスタ 避雷器は、落雷時に構内へ侵入してくる異常電圧や、負荷開閉時に発生する開閉サージの異常電圧を抑制させるために設置する。引込口近くに設置し、雷撃・回路開閉に起因する異常電圧を大地に放電させ、電気機器 […]

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受変電設備の基礎知識
変流器の原理・選定

変流器(CT) 変流器は、電流の大きさを変換するための装置で、大電流が流れる電路の計測や、保護継電器を動作させるために使用する。低圧・高圧の大電流をそのまま計測しようとすると、測定機器の絶縁を維持するために大掛かりな装置 […]

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